ことわざ

7つ叱って、5つ教えて、0.03つ褒める


From:渡辺知応

先日のことです。
10代の頃からお世話になっている先輩の会社へ行ってきました。
現在のオフィスが手狭になったから移転するとのこと。

そこで、引越しを始める前に移転開業のご祈祷をしてほしいとのことでした。

思い返せば、ちょうど8年前にも同じように移転開業のご祈祷をしたことを思い出しました。
つい数年前だった感じがするのですが、あれから8年の歳月が流れたのかぁ。。。
と打ち合わせの電話で話していました。

この8年間、色々なことがあったんだよ、、、
いや〜なんだか感慨深いものがあるな。
一時は本当に大変だったけど、お前とあいつのご祈祷のおかげてここまでこれたよ!
今回も宜しくな!

とまぁ、そんな事を言われると、、、
なんともくすぐったくも嬉しい気持ちになりました。
(ちなみに、”あいつ”とは、私が10代の頃から現在に至るまで日頃から公私共にお世話になっているお坊さんの先輩です。が、この会社経営者の先輩とも10代の頃からの友人という、不思議なご縁の関係な人です。)

しかしまぁ、今回ご祈祷をご依頼くださった先輩は、、、
当時は本当におっかなく、教育係みたいな先輩でした。
しかしその反面、人情はすごく熱い人で、頼り甲斐はありますが、、、
少々おっちょこちょいで、、、
そのおっちょこちょいは今でもなおらず、、、

ご祈祷の件で、聞きたいことがあって私から電話したのに、自分の用件を先に話し始めて、私の話を聞かずに切ろうとしたり、、、
前回はお塩を用意しておかなかったからと言って、今回は『食卓塩』を買い込んでくるし、、、
粗塩ですよ、、、と教えれば、細かいことは気にすんな!と言われるし、、、

さてさて、無事ご祈祷も終わり、帰り支度をして荷物を車に運ぶために駐車場まで向かっている時のことです。
オフィス街と住宅がごちゃ混ぜになっている細い道を歩いていると、、、
ふと民家の壁らしきところに、、、
『子育ては 七つ教えて 五つほめ 三つしかって よい子に育てよ』
といった貼り込みが目につきました。

素敵なことわざだなぁ〜と思い、よくよく見てみると、、、
民家ではなく、オフィス街と住宅が混じる中にあるとても小さな日蓮宗のお寺でした。
さすがですね(笑)

さて、このことわざ、誰しも叱られるより褒められる方が嬉しいに決まっています。
嬉しければこれからも学んでいこうという気になりますよね。
そういう気持ちを持ち続ける子がよく育たないわけがないです。
教育の極意とも言える言葉ですよね。

三・五・七という奇数は良い数とされています。
叱る、褒める、教える、それぞれの役割を示してはいますが、厳密な比率を言うものではありません。
まぁ、強いて言うならば叱るのは褒めるより控え目に、といった程度の指数なのでしょう。

そうそう!今回ご依頼くださった先輩の当時の教育方針は
『7つ叱って、5つ教えて、0.03つ褒める』といった感じの方でしたね。

やっぱりおっちょこちょいですね。
ことわざは正しく使ってもらいたいものです(笑)

何はともあれ、今後のさらなるご発展を心よりご祈念いたします!

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