From:渡辺知応
新聞を開けば、人を恨んで暴力行為に及んだという事件は残念ながら年中あります。
さすがに、人を恨むあまり呪いをかけた!
という記事にはお目にかかりませんが、、、
もしあれば、時代錯誤とは言え不気味ですよね。
例えば『丑の刻参り殺人事件』とか。
嫉妬深い女が妬ましく思う人を呪い殺すために、、、わら人形を、、、
といった見出しになるのでしょう。
いやはや。恐ろしい。
『人を呪わば穴二つ』ということわざがあります。
これは、人に災いが降りかかるようにと呪うようなことをすると罰を受けますよ。
という戒めがこのことわざの意味です。
はて?『穴二つ』?
省略しない形で書くならば、、、
『人を呪わば穴二つ掘れ』ということ。
なぜか?
呪った相手を葬る穴と、、、
自分自身が葬られる穴が2つ必要だからです。
呪い殺すからには自分も命を失うことを承知せよ、あだやおろそかに人を呪ってはいけないぞ!
といった教えなのです。