物事の始まり

人と物が集まるコミュニケーションの場所とは?

From:渡辺知応

欲しいものを探しながら歩いたり、、、
売り手との値引きなどのやりとりを楽しんだり、、、
惣菜やお菓子などを食べ歩いたり、、、
催し物を見て楽しんだり、、、

なんだかとても楽しそうな娯楽の場所ですよね。
さてココはどこでしょうか?

そうです。市(いち)です。
普段、そこで商売していない、特定の売り手が時間と場所を決めてやってきて、その噂を聞きつけた買い手が集まることで生まれる、賑わいの場を、市と言います。

ここで売られるものはその市の趣旨によって変わってきます。

種芋や苗木のみを売る、苗木市
菊だけを売る、菊市
骨董品などを売る、骨董市
農業が機械化される前までは頻繁に行われていた、馬市
年末に開かれる、酉の市や年の市
年始にダルマや縁起物を売る、ダルマ市や十日エビス

などなど、、、
全国各地をみれば色々な市が開かれています。

市の商品をみればその市の特徴がよくわかります。
そしてその市を主催している人に縁起や市の役割などを聞くとその地域に根付いた習わしや風習が聞けます。

例えば、、、
和歌山県海南市で開かれている『下駄市』の始まりはお土産が由来するそうです。

問屋の見習い職人がお盆の休暇で故郷に帰る時、そこの主人が下駄を買い持たせたのが始まりだそうです。
市の伝承を伝えるのは、そこで商売をする人ではなく、市が開かれる土地の人々が主になっている事がほとんどです。

そうそう。私の友人や先輩はお寺で市を開いている方がいます。

静岡の友人は『お寺でマルシェ』という市を開いています。

マルシェとはなんのこっちゃい?
洒落っ気づいて、、、
なんて思っていましたが、マルシェはフランス語で『市』のようです。
私の個人的な意見ですが、なんとな〜く若い世代の人も気軽に入っていけそうな雰囲気がしますね。

調べてみると『お寺でマルシェ』は全国各地で開かれているようです。
各地のお寺で開かれている市に出向いた際はなんで市を始めてのか聞いてみるとそのお寺の伝承なども知ることができますね。
オススメです。

うちのお寺でもやろかな〜。ふふふ。

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