日本のしきたり

お札とお守りについて


From:渡辺知応

お寺や神社にお参りすると、境内にお札やお守りが売られているのを目にすると思います。
まぁ、正確には『販売』しているわけではないのです。
お寺や神社から『一時的に授与され、お借りしてる状態』といった方がしっくりくきます。

さて、一般的にお札は縦長の紙や木に寺社の名前や神様仏様なのどの信仰する対象が書かれていますね。
そして、家内安全や身体健全、交通安全とか合格祈願と受け取る人の祈願が書かれております。
自宅に帰ると、神棚や仏壇に祀ったり、玄関や門など家中に貼ったりしますよね。

また、お守りは『お札の携帯版』なのですが、一般的にあまり知られてません、、、
なのでお札と同様に寺社名、信仰の対象、祈願が書かれた木や紙のお札が布やビニールなどに入って携帯できるようになっています。
外出先では長いお札を持って行動できない方のため、邪悪なものから身を守るため、あるいは積極的に願いが叶うようにと用いられています。

基本的にお札やお守りは、参拝者の手にわたる前には仏前や神前にてご祈祷が済まされています。
場所によっては手渡されてからご祈祷をする場合もありますが、、、
これによって神仏の力が宿り、効力が発揮するものと信じられています。

また、正月などの節目の時に前年のお札やお守りを寺社に持って行き、新たなものと交換するという事が広く行われています。
これは、時間が経過すると共に、お札やお守りの効果が弱まると考えられてているためだといます。
まぁ、実際はそうではないんですが、、、

例えば、観音様をお寺から譲り受けたとしますよね。
1年経ったから効力が薄れる、、、なんて思う人はいないはずです。
しかし、年に数回ある観音様の御縁日に持参したり、自宅に来ていただいてお経をあげるといった事をするのです。
まぁ、今回はイメージ的にそう感じて頂ければ良いかと思います。

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  1. 2016年 5月 10日

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