日本の風習

日本人にしか受け入れてもらえない血液型占い


From:渡辺知応

朝の情報番組などで見かける『今日の占い』
別に心からその占いを信じているわけではないけど、、、
ついつい見てしまう『今日の占い』

そのうちの一つに『血液型占い』があります。
血液型占いや性格診断の歴史はあまり古くありません。
高度成長期を終えた1980年代以降に発展したようです。

まず、血液型で性格を判定するにあたりA型は、、、
几帳面な性格であり、B型はマイペース。
その両方が一貫せず不思議な性格がAB型。
何事にもアバウトでおおらかなO型といった事が基本的な見解ではないでしょうか。

そうそうそうそう!本当そうなんだよねー!
と、あっという間に多くの人の関心を集め、瞬く間に世に広まりました。

どうです?
あなたも一度は血液型別の性格判断などの本を手にとって読んだことがあるのではないでしょうか?
で、うんうん。と納得した経験があるのではないでしょうか?

フォークソング歌手のさだまさしさんが1985年にリリースした『恋愛症候群』という歌をご存知ですか?
その歌の中では4つの血液型別の性格を巧みに歌詞に引用して楽しまれていたそうです。
当時は血液型別の性格を話題にするだけでウケていたようですね。

あれから約30年たった現代では、これまでのデータの蓄積もあり、その日の運勢を占えるまでに発展しました。

たった4種類のグループ分けで30数年間も占い界の関心を引きつけた血液型占い。
そう考えると勲章ものですよね。

そして飽きずに毎日みんなが見るということは、結局のところ気にはしていないようで、気にしている人が多いのも伺えますね。
実はこの血液型占いは純国産の日本独自の風潮なのです。

アメリカやヨーロッパなどで血液型で性格が分かれる!といった事が話題になったことは一度もないようです。

まぁ、たしかに全世界73億の人間をわずか4つのパターンに分けて判断するのは全く非科学的ですもんね。
しかし、原始時代以来より人間は何かにすがって生きてきてきました。
ある一定の事実を信じたい気持ちを多くの人は持ち合わせています。

で、日本で流行ったことには国民性もあげられます。
詳しい日本人の国民性についてはひとまず置いておきますが、、、

血液型占いががよく当たるように見えるのは、当たらないケースはどんどん除外され、無視され、忘れさられるからです。
この都合の悪いことは除外し、無視して忘れることも日本人の特徴なのです。

これらがうまくマッチした結果血液型占いは日本で流行り今もなお国民の関心を引きつけているのです。

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  1. 2016年 6月 20日

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