ことわざ

転んでもタダでは起きないっ!!

From:渡辺知応

転んでもたたでは起きない。
と言えば、、、
例え自分に不利な状況であっても、何か自分の利益になるような事を得る。
といった様子を表すことわざですよね。

ずいぶんと貧浴な話で、財を成そうかという者にはかなわないという場面が思い浮かぶのではないでしょうか。

面白い事に、コレ系のことわざは多く存在します。
例えば、、、
・倒れる所に土を掴む
・こけても土
・こけても砂を掴む
などなど、色々な表現で伝えられてきました。

さかのぼれば、平安時代の『今昔物語』にも書かれているじゃありませんか。
『倒れる所に土を掴めと言われる』とね。
これは旅の途中にどこかの山道から転げ落ちて、きのこをいっぱい拾って上がってきた国守の話だそうです。
この物語は、当時の受領階級の強欲さを背景に生まれたものだといいます。

そうそう。
欲深いイメージではないけど、わらしべ長者が長者になった背景も同じような感じですよね。
わらしべ長者物語のスタートは、転んだ時に拾った1本の藁(わら)から始まりますしね。

兎にも角にも、転んでただで起き上がったのでは転び損だと。
人生もかくの如し。
転んでは起きて、起きては転び。失敗して学び、また違う失敗をして学ぶ。
『転んでもただでは起きない』とは人の生きる様を示しているようですね。

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