ことわざ

転んでもタダでは起きないっ!!

From:渡辺知応

転んでもたたでは起きない。
と言えば、、、
例え自分に不利な状況であっても、何か自分の利益になるような事を得る。
といった様子を表すことわざですよね。

ずいぶんと貧浴な話で、財を成そうかという者にはかなわないという場面が思い浮かぶのではないでしょうか。

面白い事に、コレ系のことわざは多く存在します。
例えば、、、
・倒れる所に土を掴む
・こけても土
・こけても砂を掴む
などなど、色々な表現で伝えられてきました。

さかのぼれば、平安時代の『今昔物語』にも書かれているじゃありませんか。
『倒れる所に土を掴めと言われる』とね。
これは旅の途中にどこかの山道から転げ落ちて、きのこをいっぱい拾って上がってきた国守の話だそうです。
この物語は、当時の受領階級の強欲さを背景に生まれたものだといいます。

そうそう。
欲深いイメージではないけど、わらしべ長者が長者になった背景も同じような感じですよね。
わらしべ長者物語のスタートは、転んだ時に拾った1本の藁(わら)から始まりますしね。

兎にも角にも、転んでただで起き上がったのでは転び損だと。
人生もかくの如し。
転んでは起きて、起きては転び。失敗して学び、また違う失敗をして学ぶ。
『転んでもただでは起きない』とは人の生きる様を示しているようですね。

ピックアップ記事

  1. 敷居や畳の縁を踏んではいけない理由
  2. なぜお墓は石で作られているのか?
  3. 夜に口笛を吹いてはいけない理由とは?
  4. 近代家族の特徴と盲点
  5. 家の中で新しい靴を履いて、そのまま外に出てはいけない理由

関連記事

  1. ことわざ

    毒食わば皿まで

    From:渡辺知応 『毒食わば皿まで』 どこかで聞いたこ…

  2. ことわざ

    7つ叱って、5つ教えて、0.03つ褒める

    From:渡辺知応 先日のことです。 10代の頃からお世…

  3. ことわざ

    『たなぼた』という簡略語

    From:渡辺知応棚からぼた餅、、、どうやら、中学生や高校生など、若い…

  4. ことわざ

    病気の総数は404+1種類?

    From:渡辺知応 『四百四病(しひゃくしびょう)より貧ほど…

  5. ことわざ

    手に負えない人を指すことわざ『薬缶で茹でた蛸』について

    From:渡辺知応『薬缶で茹でた蛸(たこ)』ということわざがあります。…

  6. ことわざ

    『逃した魚は大きい』とは言うが、本当にその魚は大きいのか?

    From:渡辺知応たかが釣り。されど釣り。私は釣りをあまりやった事があ…

ピックアップ記事

  1. 日本の禁忌(タブー)

    行くと別れるデートスポットとは?
  2. ことわざ

    『縁の下の力持』の由来について
  3. 二十四節気

    寒さが厳しくなる『寒の内』の始まり
  4. 日本の風習

    庶民は『寝正月』が当たり前だった?!
  5. 日本の風習

    初詣や初日の出はいつから”当たり前”になったのか?
PAGE TOP