ことわざ

自分がしっかりしなきゃいけない『医者の不養生』について


From:渡辺知応

『医者の不養生』ということわざがあります。
これは、病気を治す医者が患者にはもっともらしい養生の大切さを説くのですが、、、
当の本人は、真逆の生活をするという。。。

つまりは言行不一致のいかがわしい人間像を象徴したことわざとなりますね。
とは言いつつ、昨今の忙しいお医者さんのドキュメンタリーなんかを見ると、気の毒にみえてきますけどね。

さて、このことわざに類義する教訓もあります。
よく例えに出されるのは『紺屋の白袴(こんやのしろばかま)』ですね。

まぁ、似ているとはいっても、持ち合わせている意味やニュアンスが異なりますけどね。

『紺屋の白袴』は、人様の袴を染める稼業に忙しくして、自分の身の回りにまで行き届かない律儀な働き者に注目したことわざです。
うーん。律儀かどうかはわかりませんが、こういう人いますよね。
わかります。うんうん。

兎にも角にも、『医者の不養生』や『紺屋の白袴』も自分のこととしていうことわざですね。

そうそう。他にも類義する例として『儒者の不身持』や『坊主の不信心』などもありますね。

つまりは、他人には立派なことを言いながら、自分自身が、そのことを実行していないことの皮肉を言ったことわざですね。
もっと深い意味としては、どんなことでも、根本や基本を理解することの難しさを主張しているようにも感じますね。

ピックアップ記事

  1. 近代家族の特徴と盲点
  2. なぜお墓は石で作られているのか?
  3. 家の中で新しい靴を履いて、そのまま外に出てはいけない理由
  4. 敷居や畳の縁を踏んではいけない理由
  5. 『えんがっちょん!切ったー!』のあの指のジェスチャーってどんな意味があるの?

関連記事

  1. ことわざ

    物事は、なるようにしかならない話

    From:渡辺知応 失敗というのは誰にでもあります。 こ…

  2. ことわざ

    転んでもタダでは起きないっ!!

    From:渡辺知応転んでもたたでは起きない。と言えば、、、 (さらに&…

  3. ことわざ

    現代では『柿が赤くなると医者が青くなる』とは限らない

    From:渡辺知応お医者さんが大事な仕事である事は言うまでもありませ…

  4. ことわざ

    濡れ手で粟ならぬ、小銭を掴む話

    From:渡辺知応 濡れ手で粟(あわ)を掴む。 さて、濡…

  5. ことわざ

    『犬が歩く』ことわざといえば、、、

    From:渡辺知応タイトルから連想して『犬も歩けば棒にあたる』を思…

  6. ことわざ

    病気の総数は404+1種類?

    From:渡辺知応 『四百四病(しひゃくしびょう)より貧ほど…

ピックアップ記事

  1. 日本の禁忌(タブー)

    トイレに唾を吐いてはいけない理由
  2. ことわざ

    腐敗の根本を解決しない時に使うことわざとは?
  3. 美しき日本の言葉

    尾を振る犬は叩かれず
  4. 四字熟語

    質素な食事『一汁一菜』は本当に良いのか?
  5. 四字熟語

    四苦八苦ってどんな苦しみ?
PAGE TOP