ことわざ

現代の『首尾一貫』について


From:渡辺知応

『首尾一貫』ということわざを知っていますか?

まず、『首尾』とは頭と尻尾の事を指します。
まぁ、人には尻尾がないから当てはまりませんが、、、
つまりは、初めから終わりまで。上から下まで。全部といった具合です。
その初めから終わり、上から下、まで一本の筋が貫いていて、外れる事のない様子を『首尾一貫』と言います。
このような姿は実に美しいですよね。

と、一昔前までは一本筋が通っていればよかったのですが、、、
価値観が多様化してきた現代では、それでけで万事OKとはならないようです。

つまりこういうことです。
今はただ一貫しているだけでは、それ自体では立派だというふうには言われないのです。
一貫している内容が問われる時代だということです。

また、時には首尾のあり方や考え方を問いただす事も必要です。
人生なんて試行錯誤の繰り返しです。
あっちへいったりこっちへいったりするものです。
常に上から下までガチガチに固めてしまうと身動きが取れなくなってしまいます。

いつも一つの物差しをあてがって押し通すのと、前とは矛盾することになっても、ときには物差しを取り換えて、そのゆがみを確かめてみることも大切です。

コレができるのであれば、まだまだ選択の余地がありますよね。
人は悩み、考え、進むべき道に歩むものです。

首尾一貫も大切ですが、行き詰まった時は違う角度から物事を見ると、その首尾一貫もより磨かれると思います。

そうそう。私が常に大事に思っている『折れない心の作り方』というものがあるのですが、、、
その一つに、『必要に応じて柔軟に考え方の基本的な枠を組み変える』というものがあります。
しかし、コレにはポイントがあるのです。
中心にある軸はズラさずに、自分の中にある根本的な考えを組み変えて、見直すという事です。

まぁ、結局は中心にある考え方が首尾一貫になっていることがキーポントになってきますよね。

ピックアップ記事

  1. なぜお墓は石で作られているのか?
  2. 家の中で新しい靴を履いて、そのまま外に出てはいけない理由
  3. 『えんがっちょん!切ったー!』のあの指のジェスチャーってどんな意味があるの?
  4. 敷居や畳の縁を踏んではいけない理由
  5. 近代家族の特徴と盲点

関連記事

  1. ことわざ

    『逃した魚は大きい』とは言うが、本当にその魚は大きいのか?

    From:渡辺知応たかが釣り。されど釣り。私は釣りをあまりやった事があ…

  2. ことわざ

    スーパーの特売日でみる光景を表すことわざ

    From:渡辺知応 『餓鬼も人数』ということわざがあります。…

  3. ことわざ

    人を呪わば穴二つ

    From:渡辺知応 新聞を開けば、人を恨んで暴力行為に及んだ…

  4. ことわざ

    木から落ちた猿

    From:渡辺知応 木を生活の場としている猿でも、木から落ち…

  5. ことわざ

    『たなぼた』という簡略語

    From:渡辺知応棚からぼた餅、、、どうやら、中学生や高校生など、若い…

  6. ことわざ

    転んでもタダでは起きないっ!!

    From:渡辺知応転んでもたたでは起きない。と言えば、、、 (さらに&…

ピックアップ記事

  1. 日本の風習

    『向こう三軒両隣』とは?
  2. ことわざ

    木から落ちた猿
  3. 物事の始まり

    人と物が集まるコミュニケーションの場所とは?
  4. 日本の禁忌(タブー)

    覗いてはいけない。入ってはいけない。そんな部屋のお話
  5. 四字熟語

    乱雑や乱暴な様子を言う言葉
PAGE TOP