From:渡辺知応
タイトルから連想して『犬も歩けば棒にあたる』を思い浮かんだと思いますが、今日は違います。
『犬が西向きゃ尾は東』なんてことわざがあります。
え?どんな意味かって?
何を当たり前の事を聞いているんですか、、、
犬が西に向いていれば、尾は東を向いているじゃないですか。
それ以上でもそれ以下でもありません。
犬が西向きゃ尾は東とは、当たり前すぎるほど当たり前であることのたとえの事を言います。
と、ここで話が終わってしまいそうなので、犬が登場することわざをもう一つ。
『犬の川端歩き』というものがあります。
まぁ、文字面だけからでは全く想像できませんよね。
では、ご説明しましょう。
犬が食べ物など落ちていそうもない川の畔道を歩いても無駄だという意味からでたことわざだと言われています。
これが転じて、人が人の目的もあてもなく出歩いて何かにありつこうとする事をいいます。
また、外出して途中で何か食べたいと思いながらも食べずじまいで家に帰ってくる様子にも使っていました。
外出先で何も口にしない事をにも使ったそうです。
外出する大人に、一緒に行きたいとせがむ子供に『別に一緒に来てもいいけど、今日は犬の川端歩きだよ』と釘をさしていったそうです。
略して『今日は川犬だよ』とも言ったそうです。
なかなか味のある言葉ですね。
この記事を書いていて思ったのですが、、、
サザエさんの中で、カツオくんが『なんだー!川犬かよー!』といいながら拗ねている光景が目に浮かびました。