ことわざ

濡れ手で粟ならぬ、小銭を掴む話


From:渡辺知応

濡れ手で粟(あわ)を掴む。
さて、濡れた手で粟をどうするかと言えば、文字通り掴むのであります。
粟といっても、実際にそれを手ですくった経験のある人は少ないと思います。

『一握りの砂』ではないけど、サラサラと指の間からこぼれてしまって、思うほど掴めないものです。

しかし、濡れた手で、、、
というよりは、濡らした手で掴むとすればまた状況が違います。
手のひらばかりか、手の甲にも粟粒は張り付いてきます。

この『濡れ手で粟』とは、苦労せず利益を得るたとえとして使われることわざです。
まぁ、それにしても貧欲な印象は否めませんね。

そうそう。
商店街の歳末セールの福引に硬化のつかみ取りというのを見たことがあります。
透明の箱の中に硬貨がびっしり入っていて、、、
しかし手を入れる穴はそれほど大きくない。
硬貨を多く掴めば抜けない。
少なくすればもらえる硬貨も少ない。
客寄せの催し物にはこれ以上の方法はないくらい。

まぁ、最近はほとんど見かけなくなりましたね、、、

この際、手こそ濡らしはしませんが、手いっぱいに小銭を握りしめ、小さい穴から手を抜き出す。
が、なかなか引き抜けない様子が目に浮かびませんか?

みっとも良いとは言い難い図がそこにはありますよね。

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